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2018年度実績レビュー:Tau Marketing Consultantsは開業から…

Tau Marketing Consultantsは開業から9・・・

Tau Marketing Consultantsは開業から9期を終え10期目に入ることとなりました。あっという間の10年でしたが、この間、多くの顧客企業の皆様、協力会社の皆様に支えられて充実した時間を過ごして参りました。

2018年度は製造、小売、サービス、ITの各業界から7社とのお取引がございましたが、その内6社とはリテイナー又はアドバイザリー契約、1社がプロジェクトの委託業務であり、開業来目指してきた「企業活動を成長戦略の側面からご支援するベストパートナー」に少しずつ近づいているのではないかと実感しております。

長らく日本経済は内向きで成長よりも効率化に軸足を置く経営マインドに覆われて、良く言えば成熟した、悪く言えばイノベーションが起きにくい状況が続いています。2019年は改元、国政選挙、消費増税といった節目の年であり、またラグビーワールドカップという全国的な国際スポーツベントも開催されます。これらを機会ととらえるか、脅威ととらえるかは意見の分かれるところですが、企業経営に携わる方々にはすべてを成長の芽に転換する気概で取り組んでいただきたいと切に願っています。そしてTAUはそうした成長スピリッツを持つ顧客企業とともに歩むブティックファームでありたいと考えております。

そのために、今年度は各社様との取り組みの中で、①国際的に通用する次世代のマーケティングリーダ―を生み出す、②成長戦略の立案・実行に必要なノウハウを積極的に共有する、③デジタルテクノロジーの事業応用に関するフレームワークを確立する、以上の3点について特に注力したいと考えております。

本題からはそれますが、来る5月4日に米国NYCのハドソン川の船上で、Razorfishの25周年パーティが予定されています。私も同社の日本法人代表を2期務めさせていただきましたが、同社が輩出した人材は世界中をまさにFishのように回遊し、デジタルイノベーションの先駆者として活躍しているのですが、その多くがこの同窓会に集合します。企業自体は変遷を重ね、人も組織もブランドも変わりましたが、私が在籍した19年前に掲げていた「Digital Transformationを導くUser Experience DesignでChange Managementを実現する」というビジョンは確実にFish(従業員)たちの中に息づいていると感じます。目先の一歩を軽んじるわけではありませんが、大きな未来像を持つことは文化を創るにも似た力があると感じます。翻って今、規模は違いますが、TAUとのCo-workを通じて顧客企業や協力スタッフの皆様が力強い未来像を抱くことができる、そうした存在でありたいと改めて気を引き締めております。

2019年度も、顧客企業の成長に貢献できるよう、サービス品質の向上に邁進して行く所存ですので、何卒変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役/コンサルタント

田中義啓

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