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2017年度実績レビュー:Tau Marketing Consultantsは2010年の…

Tau Marketing Consultantsは2010年の開業から8期を数えました。2019年のラグビーワールドカップ、2010年の東京五輪といったビッグイベントは日本経済のカンフル剤になる見込みですが、一方で消費税増税、就労人口減、米国の揺れる経済政策などのマイナス要因も予測されています。マーケティング産業の今後を見通すと、モダンなマーケティングスタイルに応じて数十年に一度の大きな投資が必要となるのではなかと考えています。近年では、約20年前に放送波のデジタル化に対応すべく、メディア産業はインフラの刷新に莫大な投資を行いました。次の大きな投資は、インフラではなくサービスのデジタル化です。散在するデータを紡ぐ形で様々な情報が行き交う中、そこから企業活動に有効な情報を持続的に抽出し、最善のサービスを提供し続けることがすべての産業において企業の成長、企業価値向上のキーポイントになるでしょう。既存メディアがそうした投資に耐えうるのか、または全く別のパラダイムで資金調達する新興勢力が登場するのか、いずれにしても大きな変化が待ち受けています。

そうした変わりゆく情報インフラの上で、企業のマーケティング戦略は情報の送り手発のメディアミックスから、情報の受け手を起点としたカスタマージャーニーをベースに立案する手法が定着化するでしょう。

Tau Marketing Consultantsは開業以来、企業の活動を成長戦略の側面から支援することに努めてまいりました。大胆な着想や発想からいかに将来の収益を導くか、こうした視点からのアプローチをご評価いただき、これまでに27社様から新製品・新サービス開発、経営計画策定、ブランド戦略、デジタル化戦略、マーケティング戦略、EC最適化運用、テクノロジー及びマーケティングベンダー選定などのプロジェクトでご指名を受けてまいりました。

昨年度も、8社様からご指名いただく機会を賜り、例年以上に充実した一年となりましたが、専門分野の活動につきましては時間的な制限もあり、専門誌への寄稿やマーケティングスキルのトレーニング研修にとどまりました。

2018年度も、顧客企業の成長に貢献できるよう、サービス品質の向上に邁進して行く所存ですので、何卒変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


代表取締役/コンサルタント

田中義啓

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