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2015年度実績レビュー:Tau Marketing Consultantsは2010年の…

Tau Marketing Consultantsは2010年の開業から6期を数えました。この間、国内では311クライシス、歴史的円高から金融緩和への大転換、訪日外国人の増大など企業の経済活動に光と影が激しく交錯して射し込む状況が続いてきました。

外部要因に不確実性が増すと、企業は本能的にリスクを避け投資を控えて内部留保を高める衝動に駆られます。目に見えているコストを抑制することに気を取られ、手にすることが確約されていない将来の収益増大には関心が薄くなるために、日本企業はさまざまな分野で世界のトップランナーから滑り落ちてきました。

日本国内にいると実感できないものの、ひとたび地球規模で見つめ直してみると、ITをはじめ、ほぼすべての産業分野で日本のプレゼンスは低下しています。日本の名目GDP(US$)は1994年に世界の17.4%を占めるまでに上昇しましたが、それから20年たち現在は5.9%とそのシェアを実に1/3にまで落としています。直近の中国の名目GDPシェアが13.4%ですので、当時の日本は世界的にいかに大きな存在だったかがわかります。

Tau Marketing Consultantsは開業以来、一貫して企業の活動を成長戦略から支援することに努めてまいりました。不確実な将来の成長をいかに確実なものに変えるか、大胆な着想や発想からいかに将来の収益を導くか、こうした視点からのアプローチをご評価いただき、これまでに22社様から新製品・新サービス開発、経営計画策定、ブランド戦略、デジタル化戦略、マーケティング戦略、EC最適化運用、テクノロジー及びマーケティングベンダー選定などのプロジェクトでご指名を受けてまいりました。

昨年度も、7社様から10プロジェクトに参加させていただく機会を賜り、おかげさまで多忙ではありますが充実した一年となりました。専門分野活動につきましては、前年度同様日経BP社主催の「CMO塾」を中心に企業、教育機関のプライベートセミナー等でスピーチの機会に恵まれました。

2016年度は、デジタル化やプラットフォーム化、スマートフォニゼーションといったマーケティングインフラのトランスフォーメーションから、サービスそのものがインターネット化するいわばIoS(Internet of Services)の時代に突入して行くことが予測されます。

マーケティングの普遍的な原則と、独創的な着想の両方を完全に満たして顧客企業様の成長を後押しする、Tau Marketing Consultantsは常にそうした存在でありたいと考えております。

2016年度も、初心を忘れることなくサービス品質の向上に邁進し、顧客企業様の成功と成長に貢献すべく努力を重ねていく所存ですので、何卒変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


代表取締役/コンサルタント

田中義啓

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